用水路の月
par CUMULUS
Pop

Écoute ce morceau sur la radio communautaire Anthem.
Ouvrir sur Anthem · Page de l'artiste · Album : Noëlle Quitte La Ville (1981)
par CUMULUS
Pop

Écoute ce morceau sur la radio communautaire Anthem.
Ouvrir sur Anthem · Page de l'artiste · Album : Noëlle Quitte La Ville (1981)
用水路のわきに 車を寄せて
ヘッドライトを落とした
零度の空気が 肺にしみる
ドアの閉まる音だけ
水面に月が もうひとつ浮いて
薄い氷に 閉じこめられてる
ハイヒールの先で 突いてみたら
ぴしっと小さく 鳴いた
その音がおかしくて
声が出た ひとりで
用水路の月、ふたつ
笑ったの 何ヶ月ぶりだろう
ドレスの裾が 露を吸って
重くなるのが 指でわかる
折れた券は まだ
ポケットの底で温い
吐いた息が白く散って
月をちょっと曇らせた
用水路の月、ふたつ
笑ったの 何ヶ月ぶりだろう
三十二階のグラスの音を
まだ覚えてる 覚えてるけど
あの部屋の誰ひとり
この水の匂いを知らない
枯れ草と鉄と、少しの泥
それでいい それでいい
用水路の月、ふたつ
笑ったの 何ヶ月ぶりだろう
(用水路の月、ふたつ)
(笑ったの 何ヶ月ぶりだろう)
袖で曇りをぬぐって
また月を見つけた
指先が 熱い